ジジ「おれは、人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」というセリフはもちろん出てきません。

 

さて、新キャラ、ジジとジョジョ、そしてその両親のルナール家がやってきた。

あの母親シモーヌは見た目、あのコンデリック夫人のキリーネによく似ているが、こちらはキリーネよりも強烈。さらにキリーネにあった愛嬌が今のところ確認できない。

その娘のジジとジョジョはその影響をもろに受けている。

 

シモーヌの強烈な上昇志向は、このアニメが作られた当時のバブルの雰囲気をもろに受けている。

だが、シモーヌ一家の実際の資産はローリィんちに及ばず、せいぜいジョーイんちと同程度と思われる。

あの店舗の開店資金はどうやって調達したんだろう?と思うが、当時のバブル期で銀行がどんどん融資をしていた時期でもあったので、その影響でなんとかなったと思われる。

バブル期は、マネーゲームとかでもして、どんどん稼ぎましょうと散々煽った時代でもあったので、このシモーヌというキャラ設定は、当時の世相の風刺という側面もあるのだ。

ボディコンの衣装といい、バブルの象徴的な感もある。

 

ジジとジョジョは性格が悪い、と思われがちだが、プラチナのドレスを取り返す場面では、皆と協力して取り返し、素の部分が出るなど、根は良い子と思われる。

パームタウン編では珍しい癖の強いキャラで、皆とはなかなか打ち解けられづらいが、それでも仲良くしてあげないと、あの母親からの影響から抜け出せないのだ。

「庶民となんか遊ばない」という外部との遮断、一方で母親シモーヌからの価値観の注入。

そう、あの子たちは、シモーヌの被害者である。「好きなことができるのもママがいないあいだだけ」というのも、窮屈である。

実は、当のシモーヌ自身も、強烈な上昇志向から自分自身を暗示にかけた格好になっている。

しかしその末路はどうなってしまうのだろうか?

現実日本ではバブル崩壊、その後の失われた20年があった。パームタウン世界ではどうかわからないが、こういうことが長く続くとは思えない。彼女が目標としていたものの喪失の果てにどうなってしまうのか?

考えただけでも恐ろしくなっていく。

だから、せめて今のうちにシモーヌとジジとジョジョを救ってやりたいのだが、、、、


パームタウン編での誤解で「パティはジェーン夫妻の養女となった」というのがあるが、この回ではパームタウン編では初めてフルネームである「パティ・ホープラビット」を名乗っている。

パティは単に、ジェーン夫妻の家に、お世話になっているだけなのだ。