グレテルは頭がいいのか悪いのかよくわからない。
今回はなかなかの策略を張り巡らせる。
町民全ての財産を狙うために、宝の地図をばら撒き、町民が宝探しに夢中になっているすきに、町民の財産を狙う。
しかも、宝の地図をばら撒き効果がないと見るや、町長の財産を埋蔵物に見せかけ、本物の地図だと思わせる。
何という頭脳戦だ。
宝の地図をどうやって大量に作ったのか不明だが、元の地図もそれなりに信ぴょう性を持たせればならない。
グレテルは、この前の爆弾の件と言い、こういう緻密なことに関する才能があり、ただ粗暴一辺倒というわけではない。
本編は教訓的な内容で、まだまだエンジンが温まっていない印象があり、その辺が残念のところだが。