メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 総括
この「新メイプルタウン物語 パームタウン編」を一通り見たが、やはり当初の印象通り、ガールズライフストーリーであると思う。ただし、丁寧に書いてある。前作「メイプルタウン物語」よりも現実的な世界にしたせいか、日常生活面を丹念に描いており、好感が...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #49,#50(最終回) さようなら南の国
別れは突然だった。思えば、メイプルタウンからパティが旅立つのが決まったのも、突然のことだった。急な別れに、友達たちは何とかしてパティを隠そうとするのだが、実はこれ、グレテルのときと同じ発想なんですね。みんな考えることは同じか。ノースタウンは...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #47,#48 青いリボンの少女
モニカがバレエの勉強のため両親と離ればなれになって不安になる。そこまではいいが、無関係な人に意地悪をする、という感覚がよくわからない心理状態だが、うーん。本当はいい子で、その行為自体に悩んで半日も観覧車に乗って悩むような子なんだけどね。で、...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #45,#46 秋の旅人たち
芸能人というのは、自分自身で商売しているわけなので、作られたイメージと実際の自分自身の実情とのギャップが出てきてしまうので、苦しいんだろうな。マリーナことルイーズのケースでも、それは同じだった。今回は強硬手段に打って出たわけなんだけど、それ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #43,#44 鎖のついた時計
スチュワーデス物語の堀ちえみの名台詞が出てきた。なつかしい。それはともかく、鎖のついた時計に固執して道を踏み外してしまった「トンビのスパイク」の話。彼が若い時はロンドンのような大都会にいたが、流れ流れてパームタウンに住み着いたのだろう。まあ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #41,#42 けんかした二人
悪党ヨータとグータの話。いつも彼らは皆に迷惑をかけてばかりなのだが、ならば存在を否定してしまうのも、これはこれで違うと思う。彼らが更生し、本当に真面目な生活を送れば、やはり市民として迎え入れるべきなんだろう。幸いヨータは手先が器用なので、こ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #39,#40 この花は何の花?
大事件である。ビックリマンがやってきたのである。ロッテのビックリマンチョコのおまけシールが、1985年に「悪魔vs天使」にモデルチェンジしたところ、小学生男子に一大ブームを引き起こした。やがてそれはアニメ化の機運を生むのだが、問題はパームタ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #38 コスモスの咲く時
ヨータとグータは根っからの悪人ではない。まあ、最近でもパティたちを砂漠の真ん中に置き去りにし、それ自体は許される行為ではないのだが、一方で情にもろく、困っている人を見捨てられないというところがある。そのヨータとグータがピンチになってしまった...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #37 二人のかんらん車
メールさんと甥のポールのお話だが、メールは遠いところから来たんじゃなかったっけ?きっと、パームタウンが気に入って、住むとことなったんだね。パティがテープカットに参加しているということは、きっとメールがパームタウンに住むきっかけを作ったのが、...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #36 マイクでハロー!
本当にシーラってすごい子になっちゃったね。まだ8〜9歳ぐらいなんだけど、ラジオのレギュラーを持っていて、しかもそれが人気になるなんて。シーラの素の部分がみんなにウケた格好で、あの濁流に飲み込まれながらも笑顔の演技をしたという頑張り屋さんで、...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #35 虹の国のお姫さま
プリキュアだ!プリキュアのプロトタイプ脚本だ!と、思えるぐらい、後のプリキュアシリーズを彷彿させる脚本です。「平和に暮らしていた私たち妖精の国に、悪い奴らが来てめちゃめちゃになってしまいました。あなたたちは伝説の戦士『プリキュア』です。この...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #34 夢のウェディング
第2話で登場したペカソとシルヴィーのラブロマンス。というか、シルヴィーの本心を見抜くなんて、やはりローリィは只者ではない。それにしても、結果的にいい方向へ行ったからいいものの、パームタウン世界でもパラグライダーの技術は確立している。結局ペカ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #33 先生は大スター!
パティさん、無茶言わないでください。教師の仕事は思っているよりは相当ヘビーで、とても映画俳優との両立はできたもんじゃありません。ウルトラマン80ですら、教師とウルトラマンとの両立を諦めたぐらいですから。さて、パティがベルモント先生に対して、...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #32 わたしたち探偵ョ
サブタイトル通り探偵もの。この密室トリック、実は犯人は早々から分かるのだが、犯人がなぜこう言うトリックを使ったのか、と考える楽しみがありますね。最初から犯人を明言せず、実際のトリックを一度否定してみせる、というのもいいですね。結局こんな事件...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #31 海と風のレース
脚本の金春さん、どうしちゃったの?こんな薄っぺらい勧善懲悪ものを書いて。メイプルタウンシリーズには、悪役が登場するが、なぜ闇堕ちしたかの背景がなんとなくわかるし、善玉についても普段は正体不明のスーパーマンなんか登場しない。しかし今回の話は、...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #30 高原でテニス!
0歳のリリアと、スランプになったスターテニスプレイヤーのお話。赤ちゃんキャラが活躍するのは、ニチアサの後輩である「HUGっと!プリキュア」や「ドキドキ!プリキュア」「おジャ魔女どれみ#(以降)」、それ以外でも「だぁ!だぁ!だぁ!」「ちび☆デ...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #29 あの島へ行こう!
一歩間違えば、大惨事となっていた事案である。本当に。「あの島へ行こう」。でもそれを大人たちに言うと反対される。では独断で行こう。子供の好奇心から、島に無理やり渡ることになったが、到着後船を流され、この時点で遭難者となってしまった。おまけに大...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #28 本日休診でーす
パティが医師の仕事の現実に直面するというお話。話自体はドタバタ調で進行するわけだが、結構パームタウン編の本質的なところをついている。メイプルタウン編最終回では、かなり軽くパームタウン行きを決めたのは、まだ当時8歳だから仕方のないことだと思う...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #27 気どったドクター
パーム医大の研修医と幼稚園児のお話。今回登場した幼稚園児は、とても聞き分けが良い。実際にはキン・コン・カンのように手のかかる子がいるのだが、今回の園児たちはみんな良い子である。こういう子供達の場合は、怒鳴らなくても、みんなちゃんということを...
メイプルタウンゆききっぷ パームタウン編 #26 新しいお友だち
ジジ「おれは、人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」というセリフはもちろん出てきません。さて、新キャラ、ジジとジョジョ、そしてその両親のルナール家がやってきた。あの母親シモーヌは見た目、あのコンデリック夫人のキリーネによく似ているが、こちらはキ...