Raspberry Pi

ラズパイでファイルサーバーをつくってみた

この記事は約6分で読めます。

このブログはだいたいこんなことが書いてあります。

・ファイルサーバーを作りたかったので、手持ちのHDDとケースを使って、Raspberry Pi4を使用したファイルサーバーを作りました。
・ファイルサーバーのソフトは、openmediavault(OMV)を使いました。
・ベースとなるOSは、推奨のRaspberry Pi OS Liteではなくて、GUI環境のRaspberry Pi OS通常版を使いました。
・SSHを有効にしています。
・一応サーバーなので、セキュリティ対策は、それなりにしました。
・RAID構成にはせずに、シンプルな構成にしました。その為に、バックアップ用のHDDも、単純にデータ用の倍必要になりました。
・S.M.A.R.T.やRSyncもOMV上で設定しています。
・OMVはWindowsとの接続のためにSambaを使用しています。よってファイル長は、UTF-8で、127bytes以下という制限を受けます。
・実際に写真データを使って、転送を確認しています。

ラズパイでファイルサーバーを作りました。

ファイルサーバーを造る必要性が出ました。

その制御用のコンピューターなんですが、今回はRaspberry Pi 4(ラズパイ。 Raspberry Pi 4は、執筆時点で一番性能が高いもの)を使いました。


しかも、このラズパイでも使える、NASサーバー専用のシステムがあって、これがopenmediavault(略称OMV)です。

執筆時点で最新のopenmediavault5は、Raspberry Pi OSを一旦インストールして、それをベースにOMVをインストールする形を取ります。

参考にしたページ

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Raspberry Pi OSのインストール

OMVに使用するRaspberry Pi OS は、GUIのない”Lite”を使うことにはなっていますが、今回は、できるかどうかの確認なども兼ねてGUIのある通常版で試してみます。

公式のマニュアルがここにあるわけですが、

https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/docs/blob/master/Adden-B-Installing_OMV5_on_an%20R-PI.pdf

はっきりと、サポートしていないと書いてあります。

しかし、ダメならLite版を使えばいいじゃん、という精神で構築していきます。

Raspberry Pi OSは、PCにインストールするmicroSDカードを接続したあとに、公式の Raspberry Pi Imager を使って、インストールします。

Raspberry Pi OS – Raspberry Pi
The Raspberry Pi is a tiny and affordable computer that you can use to learn programming through fun, practical projects. Join the global Raspberry Pi community...

この機能を使ってmicroSDカードにRaspberry Pi OSをインストールし、その後ラズパイに装着します。

microSDカードをラズパイに接続するときは、細心の注意を払ってください。
microSDカードの接続部があるところは、microSDカードに向かって裏側です。

私は無理に装着して、ラズパイのmicroSDカードスロットを壊してしまい、煙が発生して、1台ダメにしてしまいました。

ラズパイの接続方法

ラズパイの接続方式なのですが、

・SSHは、当初は使わないので、miniHDMI端子とモニタをつなぎ、キーボードとマウスも直接つなぎます。
・SSHは、環境が整い次第、SSHからセキュリティ関係の設定を行い、その後WEBブラウザ上のOMVで設定を行います。
・ネットワークは無線LANを使いません。安定性の観点から有線LANを使用します。

まず、OMVをインストールする

インストールと設定の方針

後述しますが、各種セキュリティリスクを考えて、いろいろ対策をしなければならないのですが、OMVをインストールすると、結果的にRaspberry Pi OSが影響を受けますので、各種手戻りのリスクを避けるため、先にOMVをインストールします。

インストール方法

まずは、Raspberry Pi OSのデスクトップを開きます。

super userになって、OMVをインストールしていきます。

$ sudo su -
# wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | sudo bash

(Raspberry Pi OS自体の特徴で、rootユーザーになったのにパスワードの要求が来ないのは不安でしかないのですが、後で解決します。)

色々動いています。

この数分後、再起動がかかりしばらく画面は真っ黒になるのですが、無事にDesktopに戻りました。

ネット環境の確認と、現時点のIPアドレスの確認

ただ、再起動後、右上のネット通信を現すアイコンが不穏だったので、念のためにブラウザでYahoo JAPANを表示させて、今のニュースがあると言うことを確認して、ネットの接続はOKと言うことにしておきました。(昭和の人間なので)

ネットがつながっているようだ、とわかったら、現在のIPアドレスを求めます。

まだ、現時点ではIPアドレスを固定していないからです。(後述しますが、IPアドレスはOMVの設定時に行います)

$ ifconfig

すると、この部分に現在のIPアドレスが表示されます。

OMVの動作確認と、パスワード設定

そして、ifconfigで、自分のIPアドレスを求めたら、いよいよPCのブラウザ経由でOMVが動くか確認です。ブラウザには、先ほどのIPアドレスを直接入力します。

なんとか開通しましたので、言語設定(日本語)と、ユーザーと仮パスワードを入力します。

ユーザー名:admin
パスワード:openmediavault

これで、開通できました。

早速、仮パスワードを正規のパスワードに変更していきます。

後で、本格的にOMV上で設定作業を行いますが、

右上に黄色い枠が出て「適用」ボタンが現れますので、適時押してください。

まだまだ、調整しないといけないところはあるのですが、今回は一旦ここでシャットダウンします。

念のためのイメージバックアップ

そしてこの後、microSDカードを取り出して、何かトラブルがあったときに備えて、PCでイメージのバックアップをします。

私は、Win32DiskImagerを使いました。

なお、これを使うときに、microSDを挿入したカードリーダーをUSB経由でWindowsPCに接続すると、「フォーマットしてください」という趣旨のメッセージが出ますが、今回使った64GBのmicroSDで使われているフォーマット形式がWindowsPCでは使われない形式が含まれるので、無視してください。

Win32DiskImager を起動すると、次のような画面が出ますので、パス名・ファイル名を入れて、Readボタンを押してバックアップできます。

リストアは、Whiteボタンで行います。

(一部サイトで、これを使うときには0byteのファイルを用意する、と言う記述がありましたが、私の環境では、特にしなくても出来ました)

ちなみにこの後、一旦microSDをまっさらにして、再びWin32DiskImagerを使ってリストアしまして、その後の動作確認もしています。
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